2006年04月26日

 いきなりですが、好きなTV番組の話です。
まずは、テレビ朝日の「大改造!!劇的ビフォーアフター」です。
残念なことに、レギュラー番組としては、3月一杯で終了してしまいましたが、
スペシャル番組として、今後も放送予定があるそうです。
次に、テレビ東京の「完成!ドリームハウス」です。詳しくは分かりませんが、
不定期の放送で、放送される時は日曜の夜です。
どちらも、予算など様々な厳しい条件をクリアして、見事に建築物を作り出す番組です。
自分の活動に非常に近いものがあり、毎回いろいろな思いをめぐらせながら見ています。
2つの番組が好きな理由は・・・

  1,予算、土地の条件、周辺環境の条件などなど、様々な厳しい条件をクリアして、
    見事な建築物を造り上げ、施主(お客様)の要望をかなえるところ。そして期待以上の結果を
    出すところ。・・・まさにフラワーデイズの日々の活動に直結します。余裕のある予算で、
    胡座をかいたままのんびり進める仕事とは違うわけです。
    (ただし、かけるべき部分に、しっかりお金をかけているのも、ポイントです!)

  2,登場する建築家は、伝統的な工法を重んじながらも、新しく優れたものを採り上げるために、
    日々チャレンジし勉強し続けているところ。・・・造園も同じです。
    「どこの家も同じような木が植えてあって・・・」では嫌ですよね。
    新しい品種の植物、お客様の好みに合う植物・・・日々探さなくてはなりません。

  3,設計統括する建築家も、現場で働く職人達も、高いレベルであること。
    ・・・技術が高いだけでなく、自分達の仕事に誇りと楽しみを感じていることが、
    画面から伝わります。植物が好き!憩いの庭を作りたい!美しい庭を作りたい!
    生活に合った庭を作りたい!私も日々そう思っています。
 
 しかし、私の勝手な感想で点数をつけさせて頂くと、「完成!ドリームハウス」が95点で、
「大改造!!劇的ビフォーアフター」が120点なのです。
前者のマイナス点は・・・
  1,建築家がやりたいことに終始して、お客様が霞んで見える。
  2,機能や実用的な使い道ばかりが優先され、「和み」「癒し」「憩い」「美しさ」「色」「雰囲気」と
    いった、言葉に表しにくい「心」があまり感じられない。
といったところです。

後者のプラス点は・・・
  1,実用的な面と、雰囲気や美的な面が、バランス良く、ともにレベルが高い。
  2,条件のクリアだけでなく、夢がある。
といったところです。

どの世界でも、一線を駆け抜けている人は素晴らしい!!

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ


WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 16:38│コメント(0)トラックバック(0)

2006年04月15日

 幼い頃、母に連れられて見にきた花売場。そらから何年が経つことやら、
私のホームセンター歴も、随分長くなりました。
(もっとも、今ではホームセンターで植物を買うことはありませんが・・・)

 最近、ホームセンターの花売場で、ある変化をひしひしと感じました。平日でも
けっこう混んでいるのです。つまりどういう事かと言うと、お勤めしていない世代の
方々が多い、ということです。週末のお客さんの年齢層は、昔も今も変わらず、
40〜70歳位の方々と家族連れ(20〜30歳位の方)が半々・・・という感じでしょう。
 しかし、前者の数が圧倒的に多くなっているのは、平日の混雑で実感できます。
「2007年問題」なんて言葉ができるくらいですから、これから数年もすると、団塊の
世代が引退し、この現象はもっと強くなるでしょう。「余暇に植物を愛でる」
「家庭菜園を楽しむ」・・・素晴らしいことです。
でも、ここで一つ聞いて頂きたいお話があります。

 せっかくできた自由な時間、もう少し凝ってみてはいかがでしょうか!?
  ・人だかりができている植物があると、ついつい買ってしまっていませんか?
  ・他の多くの人が買っている植物、ついつい買っていませんか?
  ・「春といえば○○○・・・」みたいな固定概念で、ありきたりの植物を買っていませんか?
  ・お店で薦めている植物を、宣伝文句を鵜呑みにして買ってしまっていませんか?
 こういった事を悪いとは思いませんが、全て受け身ですよね。

  ・あなたは、どんなお庭を作りたいのですか?
  ・あなたは、どんな雰囲気の植物が好きなのですか?
  ・あなたは、どんな色の花が、どんな色の葉が好きなのですか?
  ・あなたは、植物とどんなお付き合いをしていきますか?
  ・あなたが本当に欲しい植物は、どこに売っていますか? 
 こんな考え方もあるはずです。つまり、自分が欲しい植物を、能動的に求めることです。
せっかくできた自由な時間ですから、「あなただけの」楽しみ方があるはずです。
周りに流されることなしに・・・
そんな皆さんが、新しいガーデニング文化を作っていくのではないでしょうか。
堅苦しい話になってしまいましたが、売り手に振り回されない、新しいガーデニング
文化の担い手は、ホームセンターに押し寄せる「あなた」なのかもしれません。

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ

原種チューリップ



WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 16:35│コメント(0)トラックバック(0)

2006年04月12日

  満開を少し過ぎた、ジューンベリーの木を見ながら、こんにちは。
植物と向き合いながら日々過ごしていると、季節の移ろいを肌身で感じるものです
が、とりわけ春という季節はこちらが置いてきぼりにされそうなくらい日々、劇的に
変化していきます。
 今、目の前に咲くジューンベリーの木もほんの数日前までは、「新芽がふくらんで
きた..」「1つ2つ花が咲いてきた..」なんて書いていたのに、今では満開を通り
越してしまっているのです。早春に、お客様の家を回りながら「しっかり新芽が出て
いるかな...?」とチェックしていましたが、もう植物の生命力には追いつきませ
ん。今はどの木も、春の花や若葉の季節です。本部事務所前の球根小道も、主役は
数日前のクロッカスから、原種のチューリップに交代しています。宿根草の新芽が、
ニョキッと出ているのを発見して喜んでいた花壇も、葉が覆い始めています。そして
今、これを書いている間にも...。
 
 「明日が入学式なんです...」「今日ねー。始めて幼稚園に行ったの...」
ここのところ、お客様の家に行った時に何度か、そんな子供達の声を聞きました。
また、新しい年度が始まりますね!!

ジューンベリーの花

ジューンベリーの花

蕾の競演

蕾の競演

シラーの花

シラーの花




WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 16:32│コメント(0)トラックバック(0)

2006年03月28日

  ここのところ、玄関前スペースのご注文を、多く頂きます。ちょうど今日も、
伊奈町で作業でした。
「こんな風に洋風の外観の家なのに、なんで○○○が植えてあるのか!?...」
といった類のお話を、お客様からけっこうお聞きします。残念ながら、家の外観とは
全くミスマッチな木が多いようです。
家を建てる時に入っている庭木は、一般的に、住宅会社の下請け業者が作業します
が、植木はいつも後回しでしょうから、住宅会社から提示される予算は、異常な程の
安価なのでしょう。そういう背景や、作業する人間のプロ意識の欠如が、こういった
状況を、生み出しているのでしょうか...
こんな事が続いて、一般の皆様が植物嫌いになってしまう...と気が気でなりません。

 そういった中、「違い」を理解して共感して下さり、ご注文して下さった多くの
お客様方に、心から感謝しています。ありがとうございます。そして、他にはない
素晴らしい木や草花を提供して下さり、フラワーデイズを支えてくれている生産者や
卸業者の皆様に、心から感謝しています。ありがとうございます。
これからも、ステキで魅力的な植物を使って、それぞれのお客様に合った庭作りを
していこう!と、心を新たにしています。

 今日の写真は、ハート型のかわいい葉っぱコンビです。

カツラの葉

カツラの葉

マルバノキの葉

マルバノキの葉





WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 16:30│コメント(0)トラックバック(0)

2006年03月25日

 少し間が空いてしまいました。今回は予告通り、出張先で見た和風庭園について
です。洋風の庭作りをしている私ですが、和風庭園にも学ぶべきところが沢山あり
ます。特に、必要最小限の要素で作られる(ように見える、見せている)和風庭園
は、全体の構成や配置が絶妙です。

 出張先で見た庭園は、「借景」を使った庭園です。「借景」ってご存知ですか?
文字通り「景色を借りる」のです。バックに見える山や林、そういった要素まで、
庭園の景観に組み込んでいるのです。
京都の圓通寺の借景庭園は見事です。ここは、比叡山を借景として使った庭園です。
遠景に比叡山、近景に見事な枯山水の庭園、その間に京都の緑豊かな林・・・
そういったものが一体となっています。生垣の高さも、比叡山など外の景色と一体化
した庭園が、最も綺麗に見える高さに調整されています。更に付け加えると、室内
から見ると、廊下の柱までが一体化して、額縁の役目をしています。
昔々この庭園を造った人は、比叡山が綺麗に見える場所を、何十年も探して、今の
場所に圓通寺を建てたそうです。

 この借景庭園が危機にさらされています。
周辺の開発が進み、庭園の要素である遠景が、乱れてきています。圓通寺も例外では
なく、比叡山と近景の間に位置する林が開発され、見事な庭園のバックに近代的な
建物がぼんぼん見えるのも、時間の問題だそうです。

 同じような事は、私の日々の庭作りにも言えます。
必ず、お客様宅の建物の色や雰囲気(特に外壁の色や、建物の形)、周辺住宅地の
雰囲気、隣家の外壁の色や雰囲気・・・そういった要素を将来的な面まで考えて、
プランをお作りしています。ただ、どうしても住宅地ですと、「借景」というわけ
にはいきません。多いのは「目隠しになる木を植えて下さい」というご希望です。
しかし、「いかにも目隠し・・・」という、陳腐な植え方にはしたくありませんし、
木の種類もこだわります。総合的なプランが必要になります。

見納め...?満開のクリスマスローズ!

満開のクリスマスローズ

球根の小道 黄色と白のクロッカス

球根の小道 黄色と白のクロッカス

コデマリの花芽がたっくさん!プチプチが全て白い花になります

コデマリの花芽がたっくさん!



WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 16:27│コメント(0)トラックバック(0)