2008年03月04日
ここはフラワーデイズのブログページ「庭日記」です。
ナチュラル造園フラワーデイズのメインページはこちらです。

→ナチュラル造園フラワーデイズのホームページ
「春なれや 名もなき山の薄霞」
芭蕉さんも、こんな歌を詠んでますね。
普段通りの平凡な景色が、薄く霞んでいるのを見て、春を実感するわけです。
外はまだ肌寒いですが、日だまりや室内に入ると、気だるいような眠さが・・・
どこを見ても、なんだか霞んでいる。
この“モヤモヤ感”が春ですね。
「春は活動的になる」とコメントされる方が圧倒的に多い中、私は、この「エネルギーを吸い取られるような感覚」が、ちょっと苦手。春は好きだけど、ちょっと苦手。
「黄砂と花粉症のせいじゃない!?」って言われて、思い出しました。
黄砂、ただの悪者じゃないんです。
北洋の海を豊かな漁場にしているのは、黄砂なのです。
極付近で冷やされ、深く潜った深層海流が、北洋海域で再び上ってきます。そこに、黄砂が微量の鉄分を運んできてくれているから、植物プランクトンが増えて、それを食べる小魚が集まり、大きな魚も集まり・・・という仕組みなのです。
鉄分が無いと、植物は育たないのですから!
黄砂の程度問題はありますが、人間の浅はかな考えでは想像もつかない、自然の壮大なスケールの仕組みがあるものです。深い深い関わり合いです。
(「森は海の恋人」運動の畠山重篤さんに聞いた話ですので、もう何度も書いているかも・・・)
今日も読んで下さって、ありがとうございます!
あなたに感謝!
先日、あるクリエイターの集まりで、ガーデンの世界では一目置かれる、著名なガーデンデザイナーの方とお話する機会がありました。
こういった著名なガーデンデザイナーとお会いすると、いつも励まされます。
自分の考えていること、自分の目指していることが、けっして間違いではないと。
以下は、その時に私がウンウン頷いていた語録です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
消費される仕事はしない。
馴染み、愛され、残る・・・そんな仕事をしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引き渡しの時には、いつも「俺がここに住みたい!」って思ってしまう。
名残惜しくなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
商業施設や大型の案件で多いのですが、常緑樹にこだわる人が多くてね。
立ち枯れの様子とか、季節感とか・・・
そういうものの良さを分かってもらうのが、一番大変なんですよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もし叶姉妹が、「うちのデザインをやって下さい」と依頼してきても・・・
どうかなあ〜。できないかもなあ〜。
だって、ライフスタイルに共鳴できないから!(身の丈に合ったデザイン)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家は、「ウチ」と「ソト」をトータルに考える。
日本の場合、ハウスメーカーが牛耳っているから、ウチ(箱としての建物)に一杯一杯までお金を使わされて、お客様もそれを盲目的に信じちゃっている。
楽しさも安らぎも、半減してしまっているよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「○○(世界的に有名なデザイナー)のような感じに・・」と依頼されると、悩みますよね。
だって、自分の色じゃないから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本質的なこと(真理)は、いつだってシンプルですよね!
あとは、自分の色をどう付けていくか。
その色は、一人一人全く異なる色です。変えることはできないものです。
真似したり背伸びしても、どうしようもない。「良い/悪い」の問題じゃないから。色だから。
例えば私の場合なら、植物であったり、自然な素材感であったり。
小さい庭でも、大きな庭でも、外構工事であっても、“自然の中にお手本がある!”という考え方(色)は、変えられるものではないですよね。
このフレンドリーな人間性も・・・(自分で言うな!)
★ご感想など、コメント欄やメールでお待ちしております!

こちらは、お客様から再び届いた写真です。
時期が合ったので、工事の時に、土の中にビックリ箱を隠しておいたのです。
春になって、ビックリ・ワクワクしてくれているはず!

どんな植物でも、なぜかいつも2週間遅れ・・・
そんな場所でも、咲きました。
花を追う気はないけど、球根植物の花は良いですね。
文句なしに「春!」ですから。

光が当たっている暖かい時間帯・・・
光を受けようと、花びら全開です。
真っ直ぐな奴ですね。
→ガーデン工事のデザイン・施工は「ナチュラル造園フラワーデイズ」
※ブログデザインの都合で、本文の下などに、全く場違いなリンク広告が掲載されますが、
当店とは一切関係ありません。ご了承下さい。
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「春なれや 名もなき山の薄霞」
芭蕉さんも、こんな歌を詠んでますね。
普段通りの平凡な景色が、薄く霞んでいるのを見て、春を実感するわけです。
外はまだ肌寒いですが、日だまりや室内に入ると、気だるいような眠さが・・・
どこを見ても、なんだか霞んでいる。
この“モヤモヤ感”が春ですね。
「春は活動的になる」とコメントされる方が圧倒的に多い中、私は、この「エネルギーを吸い取られるような感覚」が、ちょっと苦手。春は好きだけど、ちょっと苦手。
「黄砂と花粉症のせいじゃない!?」って言われて、思い出しました。
黄砂、ただの悪者じゃないんです。
北洋の海を豊かな漁場にしているのは、黄砂なのです。
極付近で冷やされ、深く潜った深層海流が、北洋海域で再び上ってきます。そこに、黄砂が微量の鉄分を運んできてくれているから、植物プランクトンが増えて、それを食べる小魚が集まり、大きな魚も集まり・・・という仕組みなのです。
鉄分が無いと、植物は育たないのですから!
黄砂の程度問題はありますが、人間の浅はかな考えでは想像もつかない、自然の壮大なスケールの仕組みがあるものです。深い深い関わり合いです。
(「森は海の恋人」運動の畠山重篤さんに聞いた話ですので、もう何度も書いているかも・・・)
今日も読んで下さって、ありがとうございます!
あなたに感謝!
先日、あるクリエイターの集まりで、ガーデンの世界では一目置かれる、著名なガーデンデザイナーの方とお話する機会がありました。
こういった著名なガーデンデザイナーとお会いすると、いつも励まされます。
自分の考えていること、自分の目指していることが、けっして間違いではないと。
以下は、その時に私がウンウン頷いていた語録です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
消費される仕事はしない。
馴染み、愛され、残る・・・そんな仕事をしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引き渡しの時には、いつも「俺がここに住みたい!」って思ってしまう。
名残惜しくなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
商業施設や大型の案件で多いのですが、常緑樹にこだわる人が多くてね。
立ち枯れの様子とか、季節感とか・・・
そういうものの良さを分かってもらうのが、一番大変なんですよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もし叶姉妹が、「うちのデザインをやって下さい」と依頼してきても・・・
どうかなあ〜。できないかもなあ〜。
だって、ライフスタイルに共鳴できないから!(身の丈に合ったデザイン)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家は、「ウチ」と「ソト」をトータルに考える。
日本の場合、ハウスメーカーが牛耳っているから、ウチ(箱としての建物)に一杯一杯までお金を使わされて、お客様もそれを盲目的に信じちゃっている。
楽しさも安らぎも、半減してしまっているよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「○○(世界的に有名なデザイナー)のような感じに・・」と依頼されると、悩みますよね。
だって、自分の色じゃないから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本質的なこと(真理)は、いつだってシンプルですよね!
あとは、自分の色をどう付けていくか。
その色は、一人一人全く異なる色です。変えることはできないものです。
真似したり背伸びしても、どうしようもない。「良い/悪い」の問題じゃないから。色だから。
例えば私の場合なら、植物であったり、自然な素材感であったり。
小さい庭でも、大きな庭でも、外構工事であっても、“自然の中にお手本がある!”という考え方(色)は、変えられるものではないですよね。
このフレンドリーな人間性も・・・(自分で言うな!)
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こちらは、お客様から再び届いた写真です。
時期が合ったので、工事の時に、土の中にビックリ箱を隠しておいたのです。
春になって、ビックリ・ワクワクしてくれているはず!
どんな植物でも、なぜかいつも2週間遅れ・・・
そんな場所でも、咲きました。
花を追う気はないけど、球根植物の花は良いですね。
文句なしに「春!」ですから。
光が当たっている暖かい時間帯・・・
光を受けようと、花びら全開です。
真っ直ぐな奴ですね。
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