2019年05月15日

ナチュラルな外構と庭のデザイン・施工 ガーデンハーモニー(埼玉県)
植物と自然素材が大好き! 箕輪WAWAWA直明です。
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ロビンの散歩で、いつもの公園。


1週間くらい前に
伸びていた雑草を刈り払いして下さったので、
快適になった野球場の周りに来たら・・・


k2-1パッと見、
真っ白に見えるくらい
何かが伸びている!



あまり詳しくはないですけど
タチオオバコ(ツボミオオバコ)かな?


雑草を刈った直後〜数日前までは、
全く見なかった雑草なので、
ここ数日で一気に伸びたことに、ビックリ!


k2-2近くで見ると、こんな感じ。
一面にびっしり生えているでしょ。





これは公園の管理なので、やむを得ない、
というか、刈って頂かないと困るのですが、
この「環境の激変」は、いろいろ考えさせられます。



雑草が伸びていた時、
草に覆われていた地面は、程よい湿度に保たれ
温度や湿度の変化は、穏やかでした。

 ↓
伸びた雑草の刈り払いにより、突然、
根元付近の地面まで、直射日光が入るようになる。

 ↓
地表付近の温度変化が激しくなり
湿度は一気に下がり、乾燥状態に。

 ↓
それにより、各雑草は弱くなり
雑草どうしのバランスが崩れます。

 ↓
それを「チャンスだ!」とでもいうように
今まで控えめに様子をうかがっていた
「荒れ地に強い雑草」が、一気に伸びて占領!


そんな推移ですね。



対象が雑草なので、つい悪者にするだけで
全ての話を片付けてしまいがち。

でも、これを応用すると、
自然な屋外空間(庭・外構など)の植栽を
管理する際、とっても参考になる事例です。



一気に刈ることで、光の入り方が変わり、
温度や湿度が激変し、その上下も激しくなる。


その環境激変で、
今まで、絶妙なバランスを保っていた
植物群内での関係が、一気に崩れる。


既存の植物群が、一気に弱くなる。


グランドカバーの植物を、1本だけ抜き取る。
大きな木の枝を、1本切り取る。

等々、小さな1つの作業であっても
気を配ってあげないと、こういう結果になるわけです。



公共施設など、大規模スペースの植栽管理は
基本が「定形型の管理」です。


年間での回数、各回での作業内容など
たいていの場合、あらかじめ決まっています。

でも、その慣例で管理していると
植栽内の至る箇所で、環境激変が繰り返されます。


それにより、植物間のバランスが悪くなるから
病害虫が大発生する。


そこに、薬品を散布するので、
さらに劇的な環境激変が起こる。


薬品散布は、環境激変を起こす最大インパクトです。



もう、こうなると悪循環ですね。


「自然な植栽」「ナチュラルな植栽」とは
正反対の植栽になるわけです。


あなたの庭・外構の植栽
その管理に、どう生かすか?
・・・深い気づきがあるはずです。


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大震災を経て、私が決意したこと
それは、「働く」ことの意味。
助けたい人がいる時に、助けることができる
そんな力をつけること。

今日も、明日も、明後日も、
あなたと、あなたの大切な人が
穏やかな時間を過ごせますように。

ありがとうございます。



WAWAWA@ガーデンハーモニーflowerdays at 11:55│コメント(0)庭・外構のプロとして | 植物・木の視察・季節・自然の素晴らしさ

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