2019年05月27日
ナチュラルな外構と庭のデザイン・施工 ガーデンハーモニー(埼玉県)
植物と自然素材が大好き! 箕輪WAWAWA直明です。
ご訪問ありがとうございます!
−−−−−−−この記事ここから−−−−−−−
あとは、レンガの間に
グランドカバーの植物が
伸びてくるのを待ちましょう!
足元が緑緑になるとはいえ
ガーデンハーモニーとしては
今回は植物が少なめです。
こういった、
アンティークレンガなどの隙間を大きく空け
ラフに(見えるように)敷き並べた施工例。
私は大好きですし
まさに「ガーデンハーモニーらしい」のですが
載せ方に迷うことがあります。
これから数週から数か月後
グランドカバーの植物が伸びてきて
レンガの間を埋めてくると・・・
それはそれはイイ感じ!
あこがれちゃう人、続出!!
そのまま写真を載せれば、
新たなご注文にもつながりやすい・・のかもしれません。
でも、
プロとして、そこから先の扱いが難しい
・・と、私は思っています。
まず、実際に利用してみると
当たり前の事なのですが、けっこう凹凸があります。
私たち現代人の足の裏は、
べたっと平らに舗装された場所に
慣れているので、違和感を覚えます。
歩きにくい・・・と
また、車が乗るような場所を中心に
少しずつ沈んでくる場所があるでしょう。
これも、コンクリートやアスファルトなど
必要以上に頑丈な、のぺ〜っとした舗装に
慣れた現代人にとっては、まさに違和感。
価値観の合わないお客さんであれば、
典型的なクレームにつながるケース。
DIYに多い簡易的な工法とは違いますので
ある程度は、施工でケアできます。
でも、そもそも「こういうもの」なわけです。
これ、大事です。
そもそも「こういうもの」だ・・ということ。
その、「こういうもの」ということを
ちゃんと理解されているか、確認する。
「やりたい」とおっしゃっているお客さんに
「まあ落ち着いて」・・と一時停止をお願いする
というのは、けっこう難しいことです。
でも、
「こういうもの」を楽しむことができる、
価値観や生活スタイルに
そのお客さんのお考えが合致しているか・・・
確認しないと、
皆がハッピーエンドにはならないのです。
簡単に表現すると
パッと見の印象だけで、気に入って下さっても
実際の使用に際しては、
カッチリ、ガチガチ、べた〜っ・・でないとダメ!
そういうお考えの方が多い(普通)
・・ということです。
言葉じゃ分かっていても
「あこがれ」に麻痺したまま、「Go」しちゃう。
ということですね。
また、ご家族によるメンテナンスの問題。
一番は草取りでしょう。
グランドカバーの植物が生えていれば
雑草なんて生えてこない!
・・と思ってらっしゃる方が多いですよね。
そこでも、やはり
「やりたい」とおっしゃっているお客さんに
「まあ落ち着いて」・・と一時停止をお願いする。
難しいことですが、やらなくてはなりません。
多くの現代人に典型的な
「白黒ハッキリ思考」では、難しい管理になります。
「雑草=バツ」
「虫=バツ ・・・即、薬品散布!」
というメンテ思考だと、こういう庭の管理はできません。
そういったことも、
打ち合わせ中に、やんわりと
何度も何度も、確認しなければなりません。
ねっ!
こういう、ラフ(に見えるようにした)な作風
というのは、けっこう面倒な一面があるんです。
だから、どの業者もやりたがらない。
コンクリートでべた〜っとしちゃったほうが
ずっとラクですからね。
レンガを並べるにしても、
整然と並べて、目地をカッチリ埋めたほうが
ず〜〜〜〜〜〜っとラク。
でも、ガーデンハーモニーはやる。
好きだから・・それだけです。
今日の記事みたいな、ややキツい記事を
読んで下さっても、それでも「イイな〜」と
思って下さるアナタに届くこと、願っています。
ちなみに、
これは工事初日の様子。
ラフ(に見せる)施工例とはいっても、大変身しています。
新しい記事は、下記ブログで書いています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ブログ村」「ブログランキング」に参加中
応援投票お願いします!(各1回クリック)
〜この記事ここまで。Thank You!〜
大震災を経て、私が決意したこと
それは、「働く」ことの意味。
助けたい人がいる時に、助けることができる
そんな力をつけること。
今日も、明日も、明後日も、
あなたと、あなたの大切な人が
穏やかな時間を過ごせますように。
ありがとうございます。