2019年07月06日
ナチュラルな外構と庭のデザイン・施工 ガーデンハーモニー(埼玉県)
植物と自然素材が大好き! 箕輪WAWAWA直明です。
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ばあちゃんの家に行くとき
途中に寄って、ロビンを散歩させる公園。
数日前の夜、その公園に行ったら・・・
なんじゃ?
木に何かが刺さってる。
あ〜
そういうことね...
これは、木の幹に薬剤を入れる殺虫剤。
がく然として、悲しい気持ちになって
次には、あきれて言葉を失ったのは
この薬剤が、公園中全ての
サクラ「だけ」に刺してあったこと。
(サクラ=ソメイヨシノ・・・のことですよ)
違うでしょ!
サクラ「だけ」大切にすること。
違うでしょ!
サクラを大切にするために、
サクラだけを保護して、他は無視。
違うでしょ!
それに化学的な薬品を使う。
違うでしょ!
薬品好きな樹木医に大金払って
「桜で町おこし」なんて言っていた(としたら)
それも違うでしょ!
この公園は、以前の記事にも登場しています。
サクラ以外の木を、手足をもぎ取るように
グッサグッサに切り落としていたのを見て
あまりに悲しい気持ちになった時です。
あまりに初歩的過ぎますが、書きますよ。
サクラを大切に思うなら
サクラだけ何本も植えないことです。
サクラを大切に思うなら
公園内(町内)の植栽全体を健康にすることです。
その結果が、サクラの健康であり
それを愛でる人々の健康につながります。
植栽、環境・・といったことを語るうえで
こんな話は、初歩中の初歩です。
で、数日経った今日、
なんでこの公園の話を書いたか、というと・・・
これも以前の記事にありますが
水辺にあるヤナギの木を伐採して
サクラ(ソメイヨシノ)を植えちゃった公園。
そこに、今日行ったんですよ。
そしたら・・・
ジャジャ〜ン
新しいサクラが
大量に植えてありました。
この写真を見て、何か感じませんか?
5年後、10年後を想像した時、
不安がよぎりませんか?
庭の植栽でも、同じようなことがありますよね。
これ、木が大きくなったら、どうするんですか?
この、間隔をとらない詰め詰め植栽
数年後の劣悪環境は目に見えています。
一般的な公園管理ですから
大量の薬品散布が、この時点で決まっているわけです。
ぜひ皆さんに考えてもらいたいこと(1)
そこまでして、本当にサクラだけを植えたいですか?
今、東日本大震災の復興でも
こんなふうに、サクラを植えまくっている場所が多々あります。
桜というと、日本人はセンチメンタルになって
全てが通ってしまう。
なんかヘンな感じ、しませんか?
違うのではないでしょうか?
ぜひ皆さんに考えてもらいたいこと(2)
今、人間界では
「多様性」という言葉が流行っています。
流行っているということは、それは
「多様性への理解が、貧しい状態だから」
ですよね。
気に入らなければ、攻撃する。
お気に入りでなければ、捨てる。
そういう悲しいことが、
人間相手に行われているから、その反動で
「多様性!多様性!」と叫ばれています。
でも、「多様性!多様性!」と叫ぶ人が
植物に対して、こういう仕打ちをしている。
どうでしょうか?
人間が、裏表なく、どこまで愛を貫けるか?
「全てはつながっている」と、私は思っています。
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〜この記事ここまで。Thank You!〜
大震災を経て、私が決意したこと
それは、「働く」ことの意味。
助けたい人がいる時に、助けることができる
そんな力をつけること。
今日も、明日も、明後日も、
あなたと、あなたの大切な人が
穏やかな時間を過ごせますように。
ありがとうございます。