2019年07月24日
ナチュラルな外構と庭のデザイン・施工 ガーデンハーモニー(埼玉県)
植物と自然素材が大好き! 箕輪WAWAWA直明です。
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ドドド〜ん
木材「風」の外壁
やれやれ...
真似したって、木材じゃねえよ!
いつもなら、そんな荒っぽいことを言って
話を終えてしまうのですが、今日は大人。
ちょっと考えてみました。
ここでの視点をまとめてみました。
1)みんな、けっこう「木」が好き。
この建物のオーナー(または設計者)は
本当は「木」が好きなんだろう。
ガーデンハーモニーのお客さんでも
「自然の物が好きだけど、コストが・・・」
といった理由で、こういう外壁を採用される方が多いですよね。
2)本物にはかなわない
「真似=本物にはかなわない」ことの証明。
科学技術を駆使して、自然素材を真似ても
本物ではないから、本物にはなれません。
この
「本物ではないから、本物にはなれない」
という禅問答のような理屈、ここ大事です。
過去いろいろ読んできた中では、
ダントツ、この本が分かりやすいと思います。
若くしてこの世を後にされましたが、素晴らしい哲学者だと私は思っています。
読んだのは20歳過ぎだったな〜
3)木の弱点への視点
「木は好きだけど、腐るから・・・」
という弱点への視点が強い。
4)弱点についての発送の転換
経年変化を「汚い」「新品より劣る」ととらえるか・・・
それとも、「イイ味が出てきた」ととらえるか・・・
5)天然木でも強い木はある
ハードウッドと呼ばれる熱帯材ではなく
国産材でも、加工技術でカバーできます。
6)莫大なコストをどこにかけるか?
この「真似っこ木材」商品開発のために
巨大企業は莫大なコストをかけているはず。
その莫大なコストを、分散する考え方は?
既に商品になってしまっているので
見えにくいですが、
「『真似っこ木材』を採用する」=「ユーザーが巨大企業に商品開発コストを支払っている」
・・・ということです。
これを、傷んだ木材を少しずつ交換していく
・・・という方法に変えれば、
街場の小さな業者に、コストを払う先が変わります。
企業サイドから見れば、
巨大企業から街場の小さな企業に、収入が移ることを意味します。
面倒・・・という業者もいるかもしれませんが、
10年契約等にすれば、そのお付き合いから
ポロポロ仕事が生まれるでしょ。
全国展開するようなビジネスではなくとも、
ニッチなビジネスで、日本の木が使われる。
悪くないのでは・・・
都市と地方の問題とリンクしながら
伝統技術を継承する職人の活躍の場や
過疎地での諸問題など、つながっていきそう。
大幅な脱線ブログでしたが、
やってみたら楽しいんじゃない!という話でした。
話が広がり過ぎて、どこ本題か分からなくなってしまいましたね。
細々とした説明は省略しますが
ガーデンハーモニーはこれからもずっと
自然の素材を使います。
「真似っこ素材」は使いません。
結局そこ。
なぜ?
「好きだから」「イイから」
それだけです。
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大震災を経て、私が決意したこと
それは、「働く」ことの意味。
助けたい人がいる時に、助けることができる
そんな力をつけること。
今日も、明日も、明後日も、
あなたと、あなたの大切な人が
穏やかな時間を過ごせますように。
ありがとうございます。